【トヨタ アクアG G's 試乗】格段にファンな走りの味…島崎七生人

試乗記 国産車
トヨタアクアG G's
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トヨタ伝統のスポーツモデル(『セリカ GT-FOUR』やツインカムエンジン4A-Gなど)に由来するG's(G SPORT)。発足は2010年だったが、そのスポーツコンバージョンモデルの最新作として登場したのが、この『アクアG's』だ。

外観は一連のG's各車の流れをくむデザイン。大胆な開口部をもつフロントまわりは、ランプ類(ヘッドランプ、LEDイルミネーションビーム)も専用だ。ほかにエアロパーツ、専用17インチアルミホイールや、エンブレムまでもこだわっている。

内装ではアルカンターラ+パーフォレーションにシルバーステッチをあしらった表皮の専用シートが、クッションのストロークがいい良好な着座感。ステアリングも革と加飾で標準とは(デザインは共通ながら)かなり異なるスポーティに仕立ててある。ほかにもシフトノブ、加飾パネル、ペダル、始動スイッチ、フロアマットなども専用品で雰囲気を盛り上げる。

そして25mmローダウン設計のサスペンションの設定が実にいい。ボディにも各部補強(スポット打点増し、ブレース、リーンホースメント追加など)が施されるが、しっとりとした乗り味と走らせて味わえるファンな手応えとのバランスが絶妙なものに仕上げられている。 

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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