ゼネラルモーターズ・ジャパンは2014年4月12日より、新型キャデラック『CTS』の発売を開始する。価格は599万円(8%消費税込)から。
同社コミュニケーションズ/R&Dサイエンスオフィスディレクターのジョージ・ハンセンさんは、「キャデラックの精神は輝くデザインだ」と話す。
新型CTSは、キャデラックの伝統的なデザインと最先端技術の融合だという。ハンセンさんは、「キャデラックらしさを出しつつ、伝統を引き継ぐこと。さらに最先端技術を使いつつも、キャデラックだとわかるデザインにすることが重要」だとコメント。
まず、新型CTSは「より長く、より低く、少しスリムにした。ただし、パッケージングが良くなったので、室内は広くなっている。そうすることでスリークなデザインが可能となった」と特徴を述べる。
また、『ATS』との比較では、「ATSはスポーティなイメージに対し、CTSはより高級でラグジュアリー路線だ」とポジショニングを明確にしたうえで、CTSは、「フロントホイールハウス後端からフロントドアまでの距離を伸ばした。そうするとATSと比較し、エレガントでラグジュアリーな雰囲気を出すことが可能となったのだ」という。また、「縦型のフロントヘッドライトやLEDを使用したポジショニングランプなどにより、夜でもキャデラックでわかるようにしている」と語った。