ホンダは11月22日に発売した新型軽乗用車『N-WGN』の受注台数が12月1日時点で1万2984台に達したことを明らかにした。発売から10日間で月間販売台数1万2000台を1000台近く上回ったことになる。開発責任者を務める本田技術研究所四輪R&Dセンターの人見康平主任研究員は「『N-BOX』、『N-ONE』は発売のかなり前から先行予約をしていたが、N-WGNの場合は、そういうこともあまりやっていない」と明かす。というのも「ものすごく開発期間を縮めているので、日程がなくて量産車がディーラーに届いたのがぎりぎりになってしまった。このため先行予約をとる期間が短かった。東京モーターショーで発表してからぐっと受注台数が伸びた。だから実力値でいうとN-BOX、N-ONEよりも多い」と語る。受注台数のうちスタンダードとカスタムの比率はほぼ半々。人見主任研究員は「当初から半々とみていた」とした上で、「スタンダードもカスタムみたいな顔付きをしており、スタンダードで十分という人も多い」とみる。グレード構成ではスタンダード、カスタムともにG・Aパッケージが売れ筋。またカスタムではG・Aターボパッケージが2番目に多いという。オプションでは、衝突の回避や被害を軽減するシティブレーキアクティブシステムのほかサイドエアバッグ、カーテンエアバッグなどをセットした「あんしんパッケージ」が標準装備となっているG・Aパッケージ、G・Aターボパッケージを含めて約8割の装着率になっているという。
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