ナンバー付きで参戦できる「ヴィッツレース」のマシン「ヴィッツ RS レーシング」は、見た目は普通のコンパクトカー、でも中身はレースに参戦できる本格仕様。日常で走るその存在は“羊の皮をかぶったオオカミ”と言えそうだ。
車両の価格を抑えるため、タイヤとホイールは交換を前提にして納車時はスチールホイールと標準のRSと比べて一回り小さいタイヤを装着。また、軽量化のため、インパネ素材などはベースグレードのものを採用したり遮音材を減らし、ノーマルのRSと比べて約10kgの軽量化を実現したという。
撮影車両は、ワンメイクレース「ヴィッツレース」参戦に向けて仕上げた1台。バケットシートやアルミホイールと専用タイヤを装着しているのがベース車との違いだ。マニュアルエアコンも装着され、日常でレース車両を使うことも難しくない。