トヨタ『i-ROAD』は、今年のCEATECで日本初展示となり、その後のITS世界会議、そして東京モーターショーと展示が続く。モーターショーのトヨタブースでは走行デモンストレーションも実施されており、軽快な走行性能を間近で見ることもできる。
このi-ROAD、実は進化していた。東ホールのトヨタブースに展示されているi-ROADはもう古いのだ。最新型のi-ROADは西ホール「SMART MOBILITY CITY2013」のトヨタブースで特に説明も無いまま、こっそりと展示されていた。
最新型はこの1台のみ。一見すると同じように見えるが、i-ROADの開発を担当している谷中壯弘さんは「いろいろな箇所をいじったので、まるで別物になっています」と説明する。
ドアの部分にガラス(実際にはポリカーボネート)が入ったり、視界を広げるためにピラーを細くしたり、タイヤサイズを拡大させたり、後方にも窓を設置したり…と、本当にいろいろと手を加えている。
これまでのi-ROADはショーモデルだったが、こちらのi-ROADには方向指示器やリフレクターなども加わり、より現実的なものになった。