英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは11月20日、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー13において、新型『レンジローバー』の「オートバイオグラフィー ブラック」を初公開した。
同車は、新型レンジローバーの頂点に立つ「オートバイオグラフィー」グレードに、究極のラグジュアリー性を追求したモデル。ロサンゼルスモーターショー13で同時発表されたロングホイールベース仕様をベースにしているのが特徴。
ロングモデルは、標準仕様のレンジローバーに対して、全長をおよそ200mm延長。その多くは、ホイールベースの拡大に充てられた。後席足元の空間は、標準仕様のレンジローバーに対して、186mm増えた。オートバイオグラフィー ブラックでは、後席に乗る顧客のために、装備を充実させている。
まず、シートはセパレートの2名がけに変更。この後席の素材には、最上級のレザーを使用。リクライニング機能やオットマンも備わる。リクライニングの角度は最大17度。電動サイドドアブラインドやパノラミックサンルーフも標準装備する。
延長されたセンターコンソールには、電動格納式のレザー製テーブルや、USB充電ソケットを配置。収納スペースや照明も追加された。なお、新型レンジローバー のオートバイオグラフィー ブラックは、ランドローバーのETO部門が、顧客の細かい要望に応じて受注生産を行う。