トヨタ自動車の米国法人はロサンゼルスモーターショー13において、「ドライバー・アテンション・リサーチ・ビークル」を初公開した。
走行中、運転者に危険を警告する新たな装置を搭載した研究開発車両で、トヨタの安全研究センターのChuck Gulashディレクターが、詳細を説明した。
プレゼンテーションのなかで強調されたのは、トヨタユーザーであれば安全な車の利用をサポートするというトヨタからの意志。とくに10代の初心者や夫婦などに焦点をあててサービスを展開する方針が示された。
こうしたサービスは、自動車販売後にユーザーをいかに保持していくかという各社がグローバルで抱える課題に対する解決策。トヨタはマイクロソフトとの連携なども交えながら、サービスの信頼性をアピールした。
トヨタによると、この研究プログラムには、トヨタとマサチューセッツ工科大学が共同開発を進めるボイスコマンドシステムと、トヨタとスタンフォード大学の共同プロジェクトのドライビングシミュレーターがベースとなっている。