【ロサンゼルスモーターショー13】トヨタ ハイランダー ハイブリット、2014年モデルに進化

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トヨタ ハイランダー ハイブリットの2014年モデル
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は11月20日(日本時間11月21日未明)、米国で開催中のロサンゼルスモーターショー13において、2014年モデルの『ハイランダー ハイブリッド』を初公開した。

初代ハイランダーは、2000年に発売。日本では『クルーガー』を名乗っていた。2代目ハイランダーは、2007年2月のシカゴモーターショーで発表。日本ではクルーガーの後継車として、『ヴァンガード』がデビューしたため、2代目ハイランダーは北米専用SUVとなった。現在は、中国市場などでも販売されている。

現行ハイランダーは3代目で、2013年4月、ニューヨークモーターショー13で発表。初代、2代目と同じく、『カムリ』のプラットホームをベースにした中型SUVだ。

外観のデザインテーマは、「洗練とダイナミック」。大型のフロントグリルと滑らかなボディラインが目を引く。ボディサイズは全長4855×全幅1850×全高1730mm、ホイールベース2790mm。インテリアは、プレミアム感と機能性を重視した設計。3列シートの室内は、先代よりもスペースが拡大しており、最大で8名乗車を可能にする。

パワートレインは3種類。2.7リットル直列4気筒ガソリンは、駆動方式はFFのみ。3.5リットルV型6気筒ガソリンは、FFと4WDが選べる。トランスミッションは、どちらも新開発の6速ATだ。従来モデル同様、ハイブリッドも設定。3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせたシステムとなる。トランスミッションはCVT、駆動方式は4WD。これはレクサス『RX』のハイブリッド、「RX450h」と基本的に同じシステムとなる。

今回、ロサンゼルスモーターショー13で初公開された2014年モデルでは、内外装を中心に変更が施された。外観は、ルーフレールをボディ一体デザインとして、エアロダイナミクス性能を向上。サイドのドアパネルは、彫りの深い新デザイン。従来比で、全長はおよそ76mm、全幅はおよそ13mm伸びた。

インテリアは、プレミアム性をいっそう向上。7名乗りの空間の拡大も図られた。ダッシュボードには、新しい4.2インチLCDマルチインフォメーションディスプレイを採用。レザーシートや2列目キャプテンシートも用意された。サードシートは最大3名がけの60対40分割可倒式とし、荷物スペースは34%拡大。

ダイナミックなパフォーマンスやハンドリング性能も追求。米国トヨタ販売によると、サスペンションや電動パワーステアリングの最適化により、さらにダイナミックな運転が楽しめるという。

《森脇稔》

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