22日に開幕した東京モーターショー13で、スズキの4輪技術担当・本田治副社長がプレスカンファレンスに登壇した。
ハイブリッド4WDコンセプトの「X-LANDER」など小型車や軽自動車のクロスオーバーを中心に披露した。
本田副社長は、同社が(1)低燃費と省資源、(2)安全と通信、(3)感動を与えるデザインとパッケージング―という3つの技術に取り組んでいると説明し、軽の最高燃費車として19日に発表した「アルト」などを紹介した。
低燃費につながる電動化技術については「エネルギー回生技術」ですでに取り組んでいるとし、それを発展した形でハイブリッド車(HV)の実用化も進めていると述べた。その第1弾はコンセプトの「X-LANDER」を具現化するモデルになる見通し。発売時期などは明らかにしていないものの、本田副社長は「コンパクトカーに適したシステムとコストでお届けします」と述べた。