マツダは今年6月に就任した小飼雅道社長がモーターショーデビューし、「Be a driver」という商品広告メッセージに基づき、マツダのクルマづくりへの想いをアピールした。
このなかで小飼社長は「マツダは退屈なクルマはつくらない。”走る歓び”を感じるクルマのみつくる意味がある」と述べ、独自の環境技術であるSKYACTIVや「魂動」デザインを媒介に顧客と「強い繋がりをもったブランドを目指す」と強調した。
展示の中心はフルSKYACTIVの第3彈として21日に発売する「アクセラ(マツダ3)」となっているが、このアクセラについては「SKYACTIV-CNGコンセプト」も展示している。天然ガスとガソリンのデュアル燃料車であり、小飼社長は「圧縮比の高いSKYACTIVガソリンエンジンなので、CNG燃料に対応が容易」と指摘。北米では「シェールガスの生産本格化もある」と、同地域をにらんだモデルとして開発を進める方針を示した。