【ロサンゼルスモーターショー13】ポルシェ、新型SUV マカン 発表…3.6ツインターボは400ps

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ポルシェ マカン
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ポルシェは11月20日、ロサンゼルスモーターショー13でのワールドプレミアに先駆けて、新型SUVの『マカン』(MACAN)の概要を明らかにした。

マカンは、世界的に成功を収めている『カイエン』の下に位置するSUVとして開発。『911』シリーズに代表されるポルシェらしい優れたパフォーマンスを備え、コンパクトクラスのSUVセグメントに参入する。なお生産は、ドイツのライプツィヒ工場で行う。

マカンのデザインには、全てのポルシェ車に共通するスポーティな遺伝子を継承。湾曲したエンジンフードと緩やかに傾斜したルーフラインには、スポーティなエレガンスと、パワフルなダイナミクスを表現している。

マカンのボディサイズは、全長4681(「マカン ターボ」は4699)×全幅1923×全高1624mm、ホイールベース2807mm。カイエン(全長4845×全幅1940×全高1710mm、ホイールベース2895mm)よりも、車体はひと回り小さい。

マカンには、2種類のガソリンエンジンを設定。駆動方式には、電子制御のマルチプレートクラッチによるアクティブ4WDシステムを採用。7速デュアルクラッチトランスミッションの「PDK」を組み合わせる。

「マカン S」は、直噴3.0リットルV型6気筒ツインターボを搭載。最大出力は340ps/5500-6500rpmを引き出す。0-100km/h加速は5.4秒(スポーツクロノパッケージでは5.2秒)、最高速は254km/hの実力だ。

シリーズの頂点に立つマカン ターボは、直噴3.6リットルV型6気筒ツインターボを積む。最大出力は400ps/6000rpmを発生。0-100km/h加速は4.8秒で駆け抜け(スポーツクロノパッケージでは4.6秒)、最高速は266km/hに到達する。

マカン ターボには、PASMを標準装備。スチール製スプリングとPASMの組み合わせにより、長距離ドライブの快適性、走行性能、俊敏性がいっそう向上。「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツプラス」の3つのPASMプログラムが切り替えられ、減衰力が走行状況により最適化される。

《森脇稔》

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