【ロサンゼルスモーターショー13】アキュラ RLX 、ハイブリッドの詳細発表…377hpの高性能システム搭載

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アキュラ RLX スポーツハイブリッドSH-AWD
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ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは11月19日、ロサンゼルスモーターショー13でのワールドプレミアに先駆けて、『RLXスポーツハイブリッドSH-AWD』の詳細と新画像を公開した。

アキュラは2012年秋、ロサンゼルスモーターショー12において、新型車の『RLX』を発表。RLXはアキュラブランドの最上級サルーン。先代『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)の後継車だ。

従来、RLXはガソリン車のみをラインナップ。3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンは、最大出力310psを引き出す。RLXスポーツハイブリッドSH-AWDは、RLXに追加されるハイブリッド仕様。ホンダ独自の高性能ハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」を搭載する。

スポーツハイブリッド SH-AWDは、エンジンをアシストするモーターとは別に、インホイールモーターを加えた合計3個のモーターで構成するハイブリッドシステム。ホンダが現在、開発を進める次期『NSX』の技術が応用されている。

次期NSXでは、ミッドシップに置かれたエンジンが後輪を駆動し、フロント左右のインホイールモーターが前輪を駆動する。一方、RLXではこの配置が逆転。フロントに置かれたエンジンが前輪を駆動し、リア左右のインホイールモーターが後輪を駆動する。

RLXスポーツハイブリッドSH-AWDでは、3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンに3個のモーターを組み合わせて、トータル出力377hpを引き出す。トランスミッションは7速デュアルクラッチ。

今回、アキュラが発表したRLXスポーツハイブリッドSH-AWDの詳細では、3.5リットルV型6気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンの最大出力は310hp、モーターの最大出力は、リア側の2個が各37hp、フロント側が48hp。新開発の7速デュアルクラッチは、フロント側のモーターと一体設計。フロントモーターは前輪を駆動するとともに、減速時には回生ブレーキとして作動する。二次電池は、リチウムイオンバッテリー。

また、米国EPA(環境保護局)燃費は、若干修正され、市街地が約11.9km/リットル、高速が約13.6km/リットル、複合モードが約12.75km/リットル。RLXスポーツハイブリッドSH-AWDでは、センターコンソールのシフトレバーを廃し、プッシュボタン式のエレクトロニックギアセレクターを採用。ステアリングホイールには、パドルシフトが付く。

《森脇稔》

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