BMWグループであるMINIは東京モーターショーにおいて新型『MINI クーバー』『MINI クーパーS』を発表した。
最大の注目はデザインの変更である。ショー会場では新型MINIのエクステリアデザインを担当したクリストファー・ヴェイユ氏によるスピーチが行われた。
ヴェイユ氏は新型MINIのエクステリアデザインに関し「新型MINIのヘキサゴングリルは初代であるクラシックminiの要素を取り入れています。新型のヘッドライトにはLED技術が使われていて、ロービーム/ハイビーム機能が備わったLEDライトはLEDのデイタイムライトに取り囲まれています。ボディサイドに目を向けると、ルーフ、ガラス部、ボディが明確に分けられたデザインで、これがMINI独特のスタイルを特徴付けています。リアはとてもスポーティーなデザイン。テールライトはより幅広くより高くなり、クロームに縁取られ非常に存在感があるデザインになっています」と述べた。
インテリアに目を移してみよう。同氏は続ける。「インテリアではとても精密にできており、初代クラシックMINIの美しいデザインを引き継ぎリデザインしました。運転に必要な情報をステアリング前のメーターに表示し、センターインフォメーションディスプレイには、ナビ表示や音楽などのエンターテイメント系の情報を表示します」と述べた。