VW ゴルフ 新型のTDIブルーモーション、34.2km/リットルを記録…歴代最高燃費

エコカー 燃費

新型フォルクスワーゲン『ゴルフ』の欧州仕様に設定されるクリーンディーゼル搭載車、「TDIブルーモーション」。同車が、驚異的な燃費記録を達成したことが分かった。

これは11月13日、フォルクスワーゲンが明らかにしたもの。「新型ゴルフのTDIブルーモーションが、実走行で34.2km/リットルの燃費を計測した」と発表している。

「ブルーモーション」は、フォルクスワーゲン車の中で、環境性能を徹底追求したモデルに冠されるシリーズ名。先代同様、新型ゴルフにもブルーモーションが設定されるが、従来以上に環境性能を高めたのが特徴。

3世代目となるゴルフのブルーモーションは、新開発のEA288型直噴1.6リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」を採用。最大出力は110ps。最大トルクは25.5kgmで、1500-2750rpmの低い回転域で発生する。

この高効率なエンジンを、駆動系で26kg、車体で37kg軽量化したボディに搭載。低転がり抵抗タイヤや専用ギアレシオの6速MT、アイドリングストップ、ブレーキエネルギー回生システム、15mm車高ダウンのシャシー、エアロダイナミクス性能の向上などが図られた。空気抵抗係数を示すCd値は0.27。

新型ゴルフのTDIブルーモーションは、欧州複合モード燃費31.25km/リットル、CO2排出量85g/kmという優秀な環境性能を実現。この燃費性能を実際の走行で確認するため、今回フォルクスワーゲンは、ドイツで自動車関連の検査・認証を行うDEKRA(デクラ)立ち会いのもと、「Think Blue. Eco Ride」と命名した新型ゴルフのTDIブルーモーションの燃費チャレンジを実施した。

新型ゴルフのTDIブルーモーションは、フランスのナントを出発。途中、パリ、ベルギーのアントワープ、ドイツのブレーメン、ハンブルクを経由し、デンマークのコペンハーゲンまで、1602kmを無給油(燃料タンクは50リットル)で、20時間45分かけて走破した。

1602km の走行後、DEKRA(デクラ)は46.92リットルの燃料を消費したことを確認。この結果、新型ゴルフのTDIブルーモーションは、カタログ数値の31.25km/リットルを上回る、34.2km/リットルの燃費を達成。フォルクスワーゲンによると、歴代ゴルフのTDIブルーモーションで、最高の燃費記録だという。
《森脇稔》

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