FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦 上海6時間レースが11月9日、中国の上海国際サーキットで開催され、アウディは、LMP1クラスでドライバーズチャンピオンを獲得した。
ドライバーズチャンピオンに王手をかけたロイック デュバル / トム クリステンセン / アラン マクニッシュ(フランス/デンマーク/イギリス)組は、ミスのないドライビングに集中。不要なリスクを排除してワールドチャンピオン獲得を優先する作戦で臨み、3位でゴール。ドライバーズタイトルを確定した。
デュバル / クリステンセン / マクニッシュ組は、シルバーストーン、ル・マン、そしてオースティンでの優勝、スパ フランコルシャン、サンパウロ、そして富士での2位、さらに上海大会で3位という戦績で、最終戦を待たずして世界チャンピオンを獲得した。
昨年のマルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ組に続き、デュバル / クリステンセン / マクニッシュ組が世界チャンピオンを獲得したことで、WECに年間エントリーしているアウディのファクトリードライバー6人全員が世界チャンピオン獲得経験者となった。
なおレースは、アウディのマルセル ファスラー / アンドレ ロッテラー / ブノワ トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が優勝を飾った。