フォード、米国PHV販売で首位に…トヨタ プリウスPHV を上回る

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新型フォード フュージョンのプラグインハイブリッド、フュージョン・エナジー
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  • フォード C-MAXエナジー
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環境対応車の販売に力を入れる米国の自動車大手、フォードモーター。同社のプラグインハイブリッド車(PHV)が、10月の米国新車販売において、トヨタ『プリウスPHV』の販売台数を上回ったことが分かった。

同社はここ数年、米国市場で環境対応車のラインナップを強化。現在、ミドルセダンのフォード『フュージョン』と、MPVの『C-MAX』に、それぞれハイブリッドとPHVを用意している。また、『フォーカス』には、EVの『フォーカス エレクトリック』を設定。リンカーンブランドでは、『MKZ』にハイブリッドを投入している。

今回、フォードモーターは10月の米国新車販売において、フュージョンとC-MAXの各PHVが、合計で2179台を登録したと発表。プリウスPHVの2095台を上回り、「フォードモーターが米国のナンバーワンPHVメーカーになった」と宣言している。

フォードモーターの10月PHV実績の2179台は、9月の1508台を上回る過去最高の数字。米国のPHV市場で、34%のシェアを確保した。州別の販売実績では、カリフォルニアが全体の38%と最多。ニューヨーク、ボストン、デトロイト、シカゴ、首都ワシントンなどでも、PHVの販売が伸びているという。

フォードモーターによると、2013年1-10月の米国PHVのトータル販売台数は、3万9083台。前年同期に対して、32%増と増えた。

《森脇稔》

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