ドイツの高級車メーカー、BMWが現在開発を進めている新型『M3セダン』。その市販モデルの姿が、偶然にもライダーのヘルメットカメラによって捉えられた。
これは10月29日、米国の有力自動車メディア、『ROAD&TRACK』が公式サイトを通じて配信した映像。現時点では発表されていない新型M3セダンのCM撮影現場を、偶然通りかかったライダーが、ヘルメットカメラに収めることに成功している。
新型M3セダンには、直列6気筒ツインターボエンジンを搭載することが確定済み。最大出力はおよそ430ps、最大トルクは51kgm以上を引き出す。先代『M3』の4.0リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンの最大出力420ps、最大トルク40.8kgmよりも、ダウンサイズしながら、パワフルに進化する。
同メディアが公開した映像には、淡いブルーの専用ボディカラーをまとった新型M3セダンが登場。専用エアロパーツやアルミホイールなど、ベース車両の『3シリーズセダン』とは異なるMモデルらしさが見て取れる。
また、この専用ボディカラーは、アラブ首長国連邦のアブダビの国際サーキットにちなんで、「ヤス・マリーナ・ブルー」と命名されるとの情報もある。