全日空、東京~シンガポール線全便でボーイング787機が就航

10月28日、ボーイング787型機「ドリームライナー」が全日空の東京~シンガポール線全3便に導入された。同社ではこれを記念して、同日始発便となるNH112便成田行きの出発をチャンギ空港第2ターミナルから盛大に見...

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10月28日、ボーイング787型機「ドリームライナー」が全日空の東京~シンガポール線全3便に導入された。同社ではこれを記念して、同日始発便となるNH112便成田行きの出発をチャンギ空港第2ターミナルから盛大に見送った。

この便に搭乗した180名を超える乗客は、日本から三味線の松本梅征(ばいしょう)氏を迎えたHIBIKIYAによる桶胴太鼓と篠笛の演奏や、787型機のポスター前で記念撮影など、出発前のひとときを楽しんだ。

全日本空輸株式会社シンガポール支店長の本田実氏は、「ボーイング787機は燃費も良く、中距離路線である東南アジアで弊社の主力になる予定です。機体の30%は日本製で弊社も開発段階から関わった思い入れのある同機。アジアの成長の中でネットワークを広げてサービス展開していけることを嬉しく思います。」とコメントした。

機内の気圧が地上に近く、耳鳴りや空気の乾燥も最低限で快適な旅を楽しめる上、東レ社製の炭素繊維を使用し軽くなった機体にはウォシュレットを整備。従来の機体よりも20席は多いという787型機の導入で、日本を目的地とした乗客、また日本を経由して北米などへ訪れる乗継客の一層の獲得を狙う。

全日空、東京~シンガポール線全便でボーイング787機が就航[ニュース|AsiaX News]

《編集部》

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