米国のEVベンチャー、テスラモーターズは10月23日、ドイツにおいて、サービスセンターの拠点数を拡大すると発表した。
同社は2013年末までに、ドイツ国内に新たに5か所のサービスセンターを追加開業する計画。さらに、2014年末までには、ドイツの80%のテスラの顧客が、最寄りのサービスセンターまで100km圏内で行けるネットワークを構築する。
同時にテスラモーターズは2014年3月までに、ドイツ国内の面積の50%以上を、急速充電のスーパーチャージャーのネットワークでカバーする計画を発表。2014年の半ばまでには、100%のカバー率を目指す。
今回の発表は、テスラのEV、『モデルS』のドイツの顧客に、優れたサービスとサポートを提供するのが目的。同社は2013年末から2014年にかけて、モデルSのドイツでの納車を加速させる予定だ。
テスラモーターズのイーロン・マスクCEOは、ドイツのミュンヘンとベルリンを訪問。「ドイツ市場に参入し、モデルSが受け入れられれば、テスラにとって大きなステップになる」とコメントしている。