米国の自動車最大手、GMは米国市場において、米軍関係者に新車を販売する際の値引きを強化すると発表した。この値引きは、「GMミリタリー・ディスカウント」と呼ばれるプログラム。米国の空軍、陸軍、海軍など、米軍の関係者が新車を購入する際に適用される。シボレー、ビュイック、GMCの3ブランドの乗用車とライトトラック(SUVやピックアップトラック、ミニバン)が対象。新たなGMミリタリー・ディスカウントプログラムでは、150ドル(約15万円)の値引きと、納車費用の無料化を実施。さらに2014年モデルには、新車登録から2年間/走行3万8000kmまでのメンテナンスプログラムが付帯する。GMによると、米国の軍人向けのインセンティブとしては、他社と比べて、GMが最も値引き額と適用範囲が幅広いという。現役の隊員だけでなく、引退後でも1年間なら、このプログラムが利用できる。結婚している場合は、パートナーにも適用。GMの個人販売&マーケティングサポート担当マネージャー、チャック・トムソン氏は、「GMは長期に渡り、軍人とその家族をサポートしてきた。この値引きが、素晴らしい新車を購入するのに役立つことを期待する」と語っている。
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