【ダイハツ タント 新型発売】タントのDNAである“親しみ”は継承

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フルモデルチェンジしたダイハツ『タント』のデザインは、タントのDNAである“親しみ”を進化させるようにデザインされた。

ダイハツ工業デザイン部主査の岩村卓さんは、「タントの持っているDNAである“親しみ”を継続することは、開発当初から開発陣全ての想いだった」という。そこに、いかに新しさを付与していくかがテーマだった。

新しさとは、大きさ感だった。「キャビンをより大きく見せるために、Aピラーの角度を、先代の48度くらいだったものを56度まで立てることで、ルーフ長を(先代よりも)150mmほど長くした」と話す。

その結果、「運転席に座ると、斜め上の広さは群を抜いている。外から見ても、広さや、安心を感じてもらいたいと、Aピラーを積極的に起こした」と述べる。

また、岩村さんは、「優しさにプラスして質感を重視しようと、各部を丁寧に作りこんだ」とし、特に、「ドアの断面も優しい表情を作ろうと、(キャラクターラインの下側を)丸みを持たせながらデザインした」と、親しみを優しさで表現し、そこに新しさである大きさ感を付与したことを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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