ホール1にあるTDKブースの一角には、見慣れないクルマが展示されている。メルセデスベンツの『Bクラス』にも似ているが、実は北京汽車という中国メーカーの電気自動車(EV)で、『E150EV』というモデルになる。
このE150EVにはTDKグループのATLという会社が製造するリチウムイオンバッテリーがトライアルとして採用されているが、その関係から今回の展示につながったという。日本国内で中国車が展示されるのは珍しい。
E150EVのベース車となった『BC301Z』というクルマそのものがベンツBクラスにそっくりなこともあり、通り過ぎる人の多くはそれが中国車だと気づかないままだった。