TDK、水セキュリティ対策でCDPから最高評価…6年連続Aリスト企業に選定

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TDKは、気候変動などの環境問題に取り組む国際的な非営利団体CDPにより、2025年度の「水セキュリティ」対策において最高評価のAリスト企業に選定されたと発表した。水セキュリティ分野でのAリスト企業選定は2020年から6年連続となる。

CDPは英国の慈善団体が管理する非政府組織で、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営している。CDPは世界最大の環境データベースを有しており、CDPのスコアは、持続可能でレジリエントなネットゼロ経済に向けた投資や購買の意思決定に広く活用されている。

2025年には、127兆ドル以上の資産を有する640社以上の署名金融機関が、CDPのプラットフォームを通じて3万1500超の組織に環境への影響、リスク、機会に関するデータの開示を求めている。CDPは詳細かつ独立した手法でこれらの企業をスコアリングし、最も優れた企業を「Aリスト」として毎年認定している。

TDKは生産活動における水資源の重要性を認識し、取水量の削減を活動目標に設定するとともに、水リスクの把握・管理に努めている。今回、水セキュリティ分野において、その活動の質の高さが評価されたものと考えている。

TDKでは、より健全な地球環境を次世代に継承するために気候変動や生物多様性に配慮した迅速かつ効果的な環境活動を社会に先駆けて実践するよう注力している。環境への影響や持続可能性への取り組みを透明にするため、これらの活動の開示は非常に重要となる。

今後とも、経営理念に基づき事業を通じた社会課題解決を目指すこととともに、長期ビジョンである「TDK Transformation サステナブルな未来のために、TDKは変わり続ける」を掲げ、サステナブルな未来の実現に貢献していく。

《森脇稔》

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