スペイン・サンタナモーターズ、14年ぶりに生産再開…中国北京汽車と提携し2026年から新型SUV5車種投入へ

スペインのサンタナモーターズが中国のBAICオートモーティブ(北京汽車)グループと産業・商業協定を締結
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スペインの老舗自動車ブランド、サンタナモーターズは、中国のBAICオートモーティブ(北京汽車)グループと産業・商業協定を締結したと発表した。

この提携により、サンタナモーターズはSUVおよびオフロード車の新シリーズの開発、生産、販売における欧州独占パートナーとなる。

2026年から、中型SUV2車種、コンパクトSUV1車種、大型SUV2車種の計5車種をリナレス工場でSKD方式により組み立てる予定だ。BAICのリー・フイ副CEOは「サンタナは単なるブランドではなく、多くの家族にとっての誇りの象徴だ。この伝統の復活はリナレスに希望をもたらす」と述べた。

工場の近代化により、先進的な生産プロセスと拡張可能な生産能力を備え、ハエン県の雇用と関連産業の活性化に直接貢献する。

サンタナモーターズは今回、リナレス工場で14年ぶりに車両生産を再開した。同社は新型『サンタナ400D』と『サンタナ400 PHEV』の生産ラインを正式に稼働させ、第1号車をリナレス商工会議所に納車した。アンダルシア州政府のフアンマ・モレノ州知事、スペインのマリア・ヘスス・モンテロ第一副首相兼財務大臣らが出席する式典が開催された。

同社はスペイン、ポルトガル、イタリア、アンドラ、ジブラルタルに販売ネットワークを展開し、グルポJPGと協力してアフターサービス体制も構築している。

《森脇稔》

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