トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は9月26日、先代『シエナ』をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
シエナは、主に北米で販売されている大型ミニバン。今回のリコールは、オートマチックのシフトレバーの不具合によるもの。
米国トヨタ販売によると、先代シエナの一部に、通常はブレーキを踏んだ状態で行うPレンジから他のレンジへのシフトチェンジが、ブレーキなしでも動くものがあるという。
リコールの対象となるのは、2004‐2005年モデルと、2007‐2009年モデル。合計でおよそ61万5000台が該当する。
米国トヨタ販売は、対象車を所有する顧客に連絡。販売店で、シフトロック機構を交換する対応を取るとしている。