【SUPER GT 第6戦】ももクロ来場の予選日、セルモSC430とARTA CR-Zがポール獲得

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ももいろクローバーZと鈴木亜久里ARTA監督。
  • ももいろクローバーZと鈴木亜久里ARTA監督。
  • 左からGT500ポールの立川、平手、GT300ポールの高木、小林。
  • GT500クラスのポールを獲得したセルモチームのレクサスSC430。
  • ARTA CR-ZがGT300のポールを獲得。
  • GT500のポールを獲得したZENT CERUMO SC430。
  • GT500のトムス勢は#36(手前)が予選5位、#37(奥)が予選2位。
  • ニッサン勢のGT500最上位は、7位の#1 REITO MOLA GT-R。
  • GT300の予選2位、#3 S Road NDDP GT-R。
SUPER GT第6戦は7日、静岡県・富士スピードウェイで公式予選を実施。人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の来場にも沸いたなか、GT500はZENT CERUMO SC430、GT300はARTA CR-Z GTが、それぞれポールポジションを獲得している。

この日の富士の天候は曇り(路面はドライ)。ポールポジションを決める予選Q2開始時点の気温/路温が25/32度と、9月上旬にしては涼しめのコンディションだった。

GT500のポールを獲得したのは#38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路&平手晃平/タイヤはブリヂストン)。両選手は「ここ3戦、不運もあってノーポイント続きだけに、ライバルたちより(ポイント連動の)ウエイトハンデが軽い。だから、ここは絶対に勝たなければならない」との旨を異口同音に語った。セルモチームには今回、捲土重来の思いが強いのだ。それゆえポール獲得陣営にしては予選終了直後も、会見でも、喜び控えめな雰囲気に終始。「明日は“最低でも優勝”」と言う立川の口調にも、いつも以上の力が込められる。狙うは今季初勝利以外にない。

予選2位は#37 KeePer TOM’S SC430(伊藤大輔&アンドレア・カルダレッリ/ブリヂストン)で、レクサス勢が1-2独占。3-4位には#18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴&フレデリック・マコヴィッキィ/ミシュラン)、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也&小暮卓史/ブリヂストン)とホンダ勢が並んだ。ニッサン勢最上位は7位の#1 REITO MOLA GT-R(本山哲&関口雄飛/ミシュラン)。

GT300のポールポジションは#55 ARTA CR-Z GT(高木真一&小林崇志/ブリヂストン)が獲得した。ウエイトハンデが80kgあり、それとは別にCR-ZやスバルBRZといったJAF-GT規定車勢には第4戦と第5戦の前に性能抑制措置が2連発で施されるなどしたのだが、マシンは両ドライバーともに抜群の手応えを強調する仕上がり。決してハンデ等が効いていないわけではないそうだが、チームとドライバーの仕事が「すべて完璧だったから(厳しい条件下でも)ポールが獲れた」(小林)。#55 CR-Zは明日の決勝でシーズン3勝目を目指す。

現在ポイントトップの#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀&中山友貴/ブリヂストン)が3位、今季ポール4回で前戦優勝の#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也&佐々木孝太/ミシュラン)も4位と、予選結果を見る限り、CR-Z勢とBRZは諸条件が厳しくなってもそれを克服、速さを維持できているようである。あとは決勝でどうかが焦点だ。予選2位はFIA-GT3規定車の#3 S Road NDDP GT-R(星野一樹&佐々木大樹/ヨコハマ)。

なお、この日は「ももクロ」こと「ももいろクローバーZ」が来場、スペシャルカラーにペイントされたかつてのSUPER GTマシン、フェアレディ「Z」で、星野一義インパル監督がステアリングを握っての同乗走行に臨むなど、大いに富士を盛り上げた。鈴木亜久里ARTA監督を交えた会見では、「星野さんが(同走していた)前のクルマを抜いた時の嬉しそうな顔が印象的でした」(百田夏菜子さん)などの楽しい報告も。亜久里監督からは「彼女たちのおかげで、全然違う切り口からサーキットに多くの人が来てくれました。これをきっかけにレースも好きになってくれればいいね」と、ももクロへの感謝と今後への期待が語られている。

66周、約300kmの決勝レースは、明日(8日)の14時スタート予定だ。
《遠藤俊幸》

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