ルノー、欧州で最もCO2排出量の少ない自動車メーカーに…2013年上半期

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新型ルノー クリオ(日本名:ルーテシア)
  • 新型ルノー クリオ(日本名:ルーテシア)

フランスの自動車大手、ルノーグループは9月5日、2013年上半期(1-6月)の欧州乗用車販売において、ルノーが最もCO2排出量の少ない自動車メーカーになったと発表した。

これは、AAA(Association Auxiliaire de l’Automobile)のデータを元に、ルノーグループが明らかにしたもの。2013年上半期、ルノーグループが欧州で販売した乗用車1台当たりのCO2排出量は、115.9g/km。自動車メーカーの中で、最もCO2排出量が少ないという。

ルノーグループは欧州において、CO2排出量が100g/km以下のモデルを5車種用意。『トゥインゴ』、新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)、『キャプテュル』、『メガーヌ』、ダチア『サンデロ』だ。

これらの環境車の効果で、ルノーグループのCO2排出量は年々低下。1台当たりのCO2排出量は2012年の125.5g/kmから、2013年上半期は115.9g/kmへと、ほぼ10g/kmの削減に成功している。

ルノーグループの環境担当、Jean-Philippe HERMINE氏は、「CO2排出量の分野でマーケットリーダーとなったのは、新エンジンやEVの積極投入の効果」とコメントしている。

《森脇稔》

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