【JNCC 第5戦】年に一度の川渡りレース、渡辺学が制す

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JNCCRd5 月山
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JNCC(全日本クロスカントリー選手権:Japan National Crosscountry)も、サマーブレイクを経て第5戦の後半戦へ突入。会場は、山形県東田川郡庄内町立谷沢にある北月山トレッキングフィールド特設会場で、史上でもまれに見る清流を使ったレースである。

今年は異常気象の影響で大量の雨水が同河川に流れ込んだだけでなく、前夜に豪雨が。レースは一部の川渡りをカットされておこなわれたが、その魅力は半減するどころか、これまで4度目の開催中もっとも過酷で走りがいのあるフィールドとなった。清流というよりは、濁流。いかにラインを間違えず、ミスしないかが完走の最低条件となった。

レースは、スタートになるも重要なコースロープが切れてしまったことで、仕切り直しが余儀なくされる。強豪渡辺学は、このノーカウントとなった1周でマシンを壊してしまっていたが、仕切り直しの準備時間の合間に修理を敢行。そのまま走っていれば、間違いなくエンジンを壊していた箇所だけに、運をも味方につけた格好だ。

仕切り直しのスタートが切られると、渡辺学はスタートにミスしてクラス内最後尾からの追い上げを強いられるが、1周目のうちに全員をパスしてトップへ。2番手には矢野和都が渡辺をおいまわす形に。3番手には小林雅裕がつける。昨年のチャンピオン鈴木健二は6番手と無難な位置に。

中盤になると矢野は追い下がり、小林が2番手へ浮上。鈴木もグイグイと順位を上げるものの、なかなかトップまで届かない。ラスト1周、余裕のリードを保って渡辺はフィニッシュ。小林は鈴木に背後につかれてのラストスパートとなるが、あえなく転倒を喫してしまい、鈴木が2位。ランキング上は、目下鈴木がトップに立っているものの、少しずつ差が縮まってきた上での残り2戦。ランキング2位だった出口隼飛はこの月山もマシンを450ccに乗り換えての快走を見せていたが、トラブルで失墜。混戦模様のチャンピオン争いとなっている。
《稲垣 正倫》

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