マツダは8月27日、防府工場西浦地区(山口県防府市)での車両生産について、防府第1工場の操業開始以来30年11か月で、累計1000万台を達成したと発表した。
マツダは同日、防府第2工場で小飼雅道代表取締役社長兼CEOや内田成明執行役員(防府工場長)らが出席し、記念セレモニーを開催。式典は、出席者が見守る中、累計生産1000万台達成記念車である『アテンザ(海外名:Mazda6)』のラインオフなどが実施された。
防府工場は、1982年9月に現在の防府第1工場が本格操業を開始、1992年2月に防府第2工場が稼働し、「多種変量車体ライン」や車両組立ラインに「多品種混流モジュール組立システム」を採用するなど、現在2工場あわせて年間48万2100台の生産能力がある。なお防府第1工場では、今秋から北米より順次導入する新型『アクセラ(海外名:Mazda3)』を、防府第2工場ではグローバルで好調な販売を記録している『アテンザ』を生産している。