8月5日、米国サウスカロライナ州の公立大学、クレムゾン大学がマツダの米国法人、マツダノースアメリカの協力を得て発表したコンセプトカー、マツダ『ディープ・オレンジ3』。同車の映像が、ネット上で公開されている。
この映像は8月9日、クレムゾン大学が公式サイトを通じて配信したもの。マツダ ディープ・オレンジ3の詳細を紹介している。
マツダ ディープ・オレンジ3は、同大学の自動車工学科の学生が主体になって開発。車名の「3」とは、アクセラの海外名、『マツダ3』を連想させるネーミング。アクセラの未来形とも受け取れるディープ・オレンジ3だが、車名の「3」には、前席3名、後席3名の「3+3シート」の意味が込められた。
また、ディープ・オレンジ3には、ハイブリッドパワートレインを積むとの想定。前輪駆動、後輪駆動、4WDが、自動的に切り替えられるという。また、日本の折り紙にヒントを得た、画期的なシート格納機構も採用する。
映像では、新型マツダ『アテンザ』と並んだ姿も披露。3+3シートのためか、ディープ・オレンジ3の全幅はワイドで、新型アテンザに負けない存在感を発揮しているのが印象的だ。