ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラが8月4日、米国オハイオ州で開催された「ホンダ・インディ200」で初走行させた次期『NSX』のプロトタイプ。その際の様子が、ネット上で公開されている。
この映像は8月5日、アキュラが公式サイトを通じて配信したもの。インディカーレースのホンダ・インディ200の決勝レースを前に、次期NSXのプロトタイプが初走行を披露している。
ミッドオハイオのサーキットコースに登場した次期NSXのプロトタイプは、『アコードクーペ』の高性能モデルとともに、約3.8kmをデモ走行。2015年の市販に向けて、開発の順調ぶりをアピールした。
次期NSXは、直噴V型6気筒ガソリンエンジンをミッドシップに搭載。これに3個のモーターを組み合わせた新世代ハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッドSH-AWD」を採用する。トランスミッションは新開発のデュアルクラッチ。V6エンジンが後輪を駆動し、前輪左右にインホイールモーターを組み込んだ4WDハイブリッドとなる。
サーキットコースでの、アコードクーペとのランデブー走行の様子は、動画共有サイト経由で見ることができる。