マツダの米国法人、北米マツダは8月1日、7月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は7月としては2007年に次いで多い2万4977台。前年同月比は29.4%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が、新型発売を控えながらも9236台を販売。前年同月比は2.3%増と、2か月ぶりの前年実績超え。1月末に新型が発売されたばかりの『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)も、需要に供給が追い付き、3447台を販売。前年同月比は167.4%の大幅増で、3か月連続のプラスとなった。『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、11.6%減の800台と、7か月連続のマイナス。
また、『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は7月、922台止まり。前年同月比は7.2%減と、4か月連続で前年実績を割り込む。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、新型SUVの『CX-5』が、7825台を販売。前年同月比は86%増と、引き続き大きく伸びた。大幅改良モデルを投入した『CX-9』も、2084台を販売。前年同月比は6.2%増と、7か月連続のプラスを維持する。
スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が663台を販売。前年同月比は12.4%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
マツダの2013年1-7月米国新車販売は、前年同期比4.2%増の16万9920台。北米マツダは、「アテンザやCX-5をはじめ、SKYACTIVテクノロジー搭載車の販売が、7月は全体の71%を占めた」と説明している。