英国の高級SUVメーカー、ランドローバーは7月31日、『ディフェンダー』のEVプロトタイプを使った研究開発テストを開始したと発表した。このEVプロトタイプは、『エレクトリック・ディフェンダー』と呼ばれ、2013年3月のジュネーブモーターショー13で初公開。『ディフェンダー110』をベースに、7台が製作された。EVパワートレインは、モーターが最大出力94ps、最大トルク33.6kgmを発生。最高速は112km/hの性能を備える。二次電池は蓄電容量27kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大約80kmを走行できる。充電に必要な時間は約10時間。急速チャージャーを使えば、およそ4時間で完了する。今回、ランドローバーは、エレクトリック・ディフェンダーの研究開発テストを開始。6台のプロトタイプを使用し、牽引力テストなど、実世界でのオールテレーンEVの市場適合性を確認していく。エレクトリック・ディフェンダーのプロジェクトリーダー、ジェレミー・グリーンウッド氏は、「このプロジェクトが、将来のEV開発に優れたデータを提供するだろう」とコメントしている。
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