9月14日にオープンする「マーチエキュート神田万世橋」。神田川側にあるかつての電車留置線は、レールや分岐器が残されたまま、砂利の替わりにコンクリートが敷かれていた。
今回、ホーム跡地を活用して展望デッキなどになるのは、旧万世橋駅の近距離列車用のホーム部分。神田川に沿ってまっすぐに敷かれた(行き止まり)レールのエリアについて、JR東日本ステーションリテイリングは「我々とは別のところが管理している」と話す。
その電車留置線の1階部分は、「親水デッキ」などに整備され、9月14日以降は一般の人たちも回遊できるという。
留置線下には、鋼鉄製のガードレールがある。「このガードは、かつての長距離列車用ホームへと上がる階段があった名残」と同社は説明していた。