フォルクスワーゲングループ傘下で、チェコに本拠を置くシュコダは7月15日、新型車の『ラピッド スペースバック』の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。
同車はシュコダが2012年9月、パリモーターショー12で発表した新型4ドアセダン、『ラピッド』のステーションワゴン。ラピッド スペースバックは、ラピッドの2602mmのホイールベースはそのままに、車体のリアをワゴン化した派生モデルとなる。
荷物スペースの容量は、通常時で415リットル。後席を倒せば、1380リットル(いずれもVDA計測法)に拡大する。シュコダによると、クラス最大級の容量を備えているという。
搭載エンジンは、ガソリン4、ディーゼル2の合計6ユニット。中でもディーゼルの「グリーンライン」仕様の場合、欧州複合モード燃費26.3km/リットル、CO2排出量99g/kmの優れた環境性能を実現した。
ラピッド スペースバックは、フランクフルトモーターショー13で初公開された後、欧州主要国で2013年10月、販売が開始される予定。