【INDYCAR 第12戦】トロント初戦を制してディクソン連勝、琢磨はマシントラブルで戦線離脱

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連勝を決めたスコット・ディクソン。写真:IndyCar
  • 連勝を決めたスコット・ディクソン。写真:IndyCar
  • オーバルのポコノに続いて、市街地のトロントを制したディクソン。写真:IndyCar
  • 2位はセバスチャン・ブルデー。表彰式ではトロフィー破損のアクシデントが。写真:IndyCar
  • 佐藤琢磨はマシントラブルでリタイアした(24位)。写真:IndyCar
  • このところ、流れの良くないレースが続いている佐藤琢磨。写真:IndyCar
  • ウィル・パワーは最終周に上位から脱落。写真:IndyCar
  • ダリオ・フランキッティはポール発進から3位。写真:IndyCar
  • 昨年のチャンピオン、ライアン・ハンターレイ。今回は18位に終わっている。写真:IndyCar
インディカー・シリーズ第12戦決勝がカナダ・トロントの市街地コースで開催され(現地13日)、スコット・ディクソンが前戦に続く連勝を飾った。佐藤琢磨はマシントラブルに見舞われてしまい、戦線離脱で24位(最下位)という結果に終わっている。

トロントでのダブルヘッダー初戦。インディカーでは異例のスタンディングスタートが予定されており、その面でも注目を集めていたレースなのだが、トラブル車両があったため残念ながらこれは“中止”に。いつも通りのローリングスタートで開戦した第12戦の優勝を争ったのは、ディクソン(#9 Chip Ganassi Racing/ホンダ)、その僚友ダリオ・フランキッティ(#10)、そしてウィル・パワー(#12 Team Penske/シボレー)にセバスチャン・ブルデー(#7 Dragon Racing/シボレー)という4人の面々だった。

終盤、残り16周で迎えたフルコースコーション明けのリスタート時、トップだったディクソンは、ここでブルデーに抜かれてしまう。一旦はフランキッティにも先行されるが、2番手に戻ったディクソンは残り8周でブルデーをパスして首位奪還。タイヤの状況的にブルデーに再逆転の余力はなく、後続のアクシデントによる最終周のリスタートもしっかり凌いで、ディクソンは前戦ポコノからの連勝を果たした。

「今日に向けてのセッティング変更が成功した。連勝できてとてもハッピーだ。シーズン序盤の苦戦から、今季はポイント上位で戦うことは難しいと思っていたが、これでランク3位に上がれたしね」と、ディクソンは喜びを語っている。

このレースの2位はブルデー。3位でゴールしたフランキッティは、最終周、彼とパワーが競り合った際にパワーがコントロールを失ったことから、一時は「フランキッティにペナルティ」という雰囲気もあったが、最終的に3位のままだった(ストップしたパワーは15位)。4位はマルコ・アンドレッティ(#25 Andretti Autosport/シボレー)で、5位にトニー・カナーン(#11 KV Racing Technology/シボレー)。ポイントリーダーのエリオ・カストロネベス(#3 Team Penske/シボレー)は6位だった。

予選12位の琢磨(#14 A.J. Foyt Racing/ホンダ)は11番グリッドに繰り上がってのスタートから、序盤は14位前後を走行。早い段階からエキゾーストのトラブルを抱えていたようで、それが次第に深刻化し、熱漏れからギヤ操作に支障を来たすなどしたため、ピットに戻ってレースを終えることとなってしまった。予選からマシンのセットアップをさらに進めて臨んだものの「まだマシンは万全にはなっていない。でも、良くなった部分もあったので、そこはそのまま残し、わるかった部分を良くできるよう、明日までにまた調整していきたい」。翌日の第13戦も予選15位と厳しい位置からのスタートだが、わるい流れを断ち切る快走を期待したい。

ダブルヘッダー2戦目となる第13戦決勝は翌14日に行なわれるが、第12戦で中止されたスタンディングスタートを採用することが決まった。ディクソンはこのレースの予選でポールポジションを獲得しており、トロント完全制覇、そして3連勝を目指す。
《遠藤俊幸》

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