【マツダ アテンザ 試乗】内製6ATとディーゼルの仕事ぶりに惚れ惚れ…島崎七生人

試乗記 国産車
【マツダ アテンザ 試乗】内製6ATとディーゼルの仕事ぶりに惚れ惚れ…島崎七生人
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先の『ビアンテ』にも搭載された“SKYACTIV-DRIVE(新世代の内製6速AT)”。そのうち460Nmまでのトルクを許容するラージバージョンを採用する『アテンザ セダン XD』に試乗した。

すると、よかった。試乗車は今年1月のプレス向け試乗会にも提供された個体だったが、7000km+の走行距離を実際に重ね“足”がこなれたようで、断然しなやかになったのを実感。とくに街中など低速時のなめらかなフラットライドは、このクラスのセダンらしいもの(タイヤは17インチ)。惜しむらくは、低速と直進からの切り始めと戻し付近で、パワーアシストの量とタイミングのせいか、ステアリングフィールが乏しいこと。そして5.6mという最小回転半径が2830mmの長いホイールベースと相まって、取り回し性に影響を及ぼしていることなど。

けれど冒頭で触れた6速ATとSKYACTIV-Dこと2.2リットルのディーゼルターボの仕事ぶりは惚れ惚れするほど。2000rpm手前からでも十分な加速が得られるし、そのまま伸び伸びと軽快に回ってくれるため、高速走行もまったくストレスがない。6速ATのスッスッと素早い変速は最新のツインクラッチ等に比肩するし、アイドリングストップ等、十分な性能と高効率を見事に両立させている。室内では振動もまったく気にならない。

前記の最小回転半径の件を除けば、奮ったスタイルと豊かなボディサイズながら、運転席からの見切りはいい。サイドミラー越しにリヤフェンダーがキチンと見え、スポーツカー的な車両感覚でもある。ステアリングホイールの“革”はこだわったようだが、なめされた感触の現状よりもう少しシボがあるものにし、反対に革の縫い目は現状よりピッチを細かく繊細にしたほうが、このクルマのキャラクターに相応しいのでは?と思った。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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