6月のトヨタ米国新車販売、9.8%増…2か月連続のプラス

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は7月2日、6月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は19万5235台。前年同月比は9.8%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、前年同月比11.7%増の3万5870台と、5か月ぶりに増加。新型発売を控えた『カローラ』は0.7%減の2万6458台と、3か月連続の前年割れ。『プリウス』は10.1%増の2万1079台と、2か月連続のプラス。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、新型を投入した『RAV4』が前年同月比35.8%増の2万0540台と、3か月連続で増加。『ハイランダー』は6.9%増の1万1090台と回復。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は12.3%増の9759台、小型ピックアップトラックの『タコマ』は18.2%増の1万4023台と、引き続き好調。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が前年同月比0.1%増の8647台と、微増ながら回復。モデルチェンジした『ES』は、50.3%増の5680台と、引き続き大きく伸びた。新型『GS』は1728台にとどまり、前年同月比は14.5%減と2か月ぶりに減少。大幅改良を受けた『LS』は、45.2%増の691台と大幅増が続く。

トヨタの2013年1-6月米国新車販売は、前年同期比8.5%増の79万2339台。米国トヨタ販売のビル・ファイ副社長は、「2013年上半期、自動車産業が経済回復を主導した。2013年下半期も、この好調が続くだろう」と述べている。

《森脇稔》

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