関西大手私鉄の京阪電気鉄道と、山梨県や静岡県東部で運輸業や観光業を行っている富士急行は6月24日、連携スタンプラリー「京阪電車×富士急行線 きかんしゃトーマスとなかまたちスタンプラリー」を7月20日から開始すると発表した。
富士急行は1998年、英国の幼児向け番組「きかんしゃトーマスとなかまたち」にちなんだラッピング電車「トーマスランド号」の運転を開始するとともに、同社系列の遊園地「富士急ハイランド」で屋外型テーマパーク「トーマスランド」を運営している。これに対して京阪電鉄も2006年から「トーマス」のラッピング電車を運行しており、「トーマス」と縁の深い両社は共同でスタンプラリーを実施することにした。
このスタンプラリーでは、京阪電鉄の京阪線コースと大津線コース、富士急行の富士急行線コースと富士急ハイランドコースの4コースを設定。各コースとも必要スタンプ数を集めた人には、それぞれデザインの異なるオリジナルサンバイザーをプレゼントする。さらに京阪電鉄と富士急行線の両方でラリーを達成した人には、特別賞として「オリジナルキラキラ缶バッジ」をプレゼントする。
また、両社は「トーマス」ラッピング電車のオリジナルグッズ「エクスプレスBOX」を8月10日から発売する。プルバック式で走る樹脂性の電車型玩具で、中にはラムネとラッピング電車のシールが入っている。「京阪電車10000系きかんしゃトーマス号2013」「京阪電車700形きかんしゃトーマス号2013」「富士急行線トーマスランド号」の3種類がある。価格は各1000円。