富士急静岡バスは、新型コロナウイルス感染症の影響により2023年5月から運休していた「静岡駅~河口湖駅」間の高速バス運行を、8月1日より約2年ぶりに再開する。
この路線は毎日2往復運行し、静岡駅と富士山観光の玄関口・河口湖エリアをダイレクトに結ぶ。今回の運行再開にあたり、コロナ禍を経て急回復する訪日外国人観光客や、Z世代をはじめとする国内の若年層によるコスパやタイパを重視した新しい旅行スタイルに対応するため、ダイヤの見直しを実施する。
運賃は往復が大人4920円、小人2460円、片道が大人2720円、小人1360円となっている。また、富士急ハイランドセット券の「得Qパック」も用意され、大人9500円、中高生9100円、小人5900円で2025年11月30日まで販売される。
運行ダイヤは、静岡駅発が7時40分と14時40分の2便、河口湖駅発が11時30分と17時30分の2便となる。所要時間は約2時間で、途中ハイランドに停車する。
予約システム「SEKITORI」の導入により、多言語対応やキャッシュレス決済を実現し、国内外すべての利用客の利便性が大幅に向上する。さらに、新たなバスロケーション情報やマイページ機能など、最先端のデジタル技術を活用することで、快適でスムーズな移動体験をサポートする。
同社では今後も「安心・便利・快適」なサービスを追求し、すべての利用客に新しい旅の選択肢を提供するとともに、観光の発展に貢献していく。