メルセデスベンツ Sクラス 新型、ドイツで生産開始

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ドイツ・ジンデルフィンゲン工場で生産が開始された新型メルセデスベンツSクラス
  • ドイツ・ジンデルフィンゲン工場で生産が開始された新型メルセデスベンツSクラス

ドイツの自動車大手、ダイムラーは6月12日、新型メルセデスベンツ『Sクラス』の生産を、ドイツ・ジンデルフィンゲン工場で開始したと発表した。

メルセデスベンツのジンデルフィンゲン工場は、ダイムラーにとって最大規模の工場。Sクラスをはじめ、『Cクラス』、『Eクラス』、『CLSクラス』、『CLクラス』、スーパーカーの『SLS AMG』を組み立てている。2012年は、年間42万台以上を生産。

ダイムラーは新型Sクラスの生産開始に合わせて、2011-2014年の4年間に、ジンデルフィンゲン工場に大型投資を実行中。その額は、2013年の1年間だけでも10億ユーロ(約1260億円)に上り、ボディ工場やプレス加工工場、組み立てラインなどを増強してきた。

なお、Sクラスは、ジンデルフィンゲン工場のみで生産。現行の組み立て方式を導入した2005年以来、50万台以上のSクラスが、ジンデルフィンゲン工場から出荷された。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ取締役会長は、「2013年はSクラスの年。高級車セグメントで攻勢に出る」とコメントしている。

《森脇稔》

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