西武鉄道は5月8日、ゴールデンウィーク7日間(4月27~29日、5月3~6日)における鉄道の利用実績を発表した。定期券を除く1日平均の降車利用者数は前年に比べ3.7%多い67万7050人。とくに西武秩父駅が17%増の7269人と大幅に増えた。
西武は増加の要因として、好天に恵まれたことや好調をキープしている埼玉西武ライオンズの野球観戦、ゴールデンウィークと見頃が重なった羊山公園のシバザクラ観賞などを挙げている。
3月16日から開始した東京急行電鉄(東急)東横線や横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転の効果も「顕著に現れている」とし、「秩父方面への積極的な宣伝やテレビCMの効果と相まって」西武秩父駅の利用者が大幅に増えたという。