【ボルボ V40 クロスカントリー 発売】フロントまわりを専用設計にして差別化

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ボルボ V40 クロスカントリー T5 AWD
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ボルボ・カー・ジャパンは、V40の新たなバリエーションとして、プレミアムクロスオーバーという位置付けの『V40クロスカントリー』の発売を開始した。

そのエンジンは、最もスポーティなV40というキャッチフレーズで登場した『V40 T5 R-DESIGN』と同じT5、2リッター5気筒ターボ(213馬力)に、6速トルコンATが組み合わされる。そして、V40シリーズでは唯一四駆システムが搭載される。

標準のV40との外観の大きな違いは、車高が30mm高いことだ。また、デザイン面では、フロントのバンパー形状が全て異なっているほか、ドアミラーカバーがボディカラーに関わらずピアノブラックとなる。それに伴い、サイドウインドウモールもピアノブラックとコーディネートされる(標準のV40はクローム、R-DESIGNはシルクメタル)。

同社マーケティング部プロダクトマーケティンググループの青山健氏は、前述以外の特徴として、フロントグリルを挙げる。「まず模様が格子柄からハニカムグリルになります。そして標準のV40のグリルは、フレームが内側に食い込むようにデザインされていますが、クロスカントリーは前に出る形になっているのです」と話し、バンパーだけではなく、グリルに至るまでクロスカントリー専用設計だと述べる。

青山氏によると、このグリルは、サイドのリアドアあたりで上に向かってフックする“P1800フック”と呼ばれるキャラクターラインと同様、『P1800』にインスパイアされたもので、同車もフロントグリルが前に出るような形状であり、そのモチーフにインスパイアされたものだとした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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