川崎重工業は4月25日、2013年度から3か年の中期経営計画を発表した。このうち二輪車事業については先進国での収益改善と新興国での事業拡大により、営業利益を150億円とする目標を掲げた。まず先進国では、ブランド力向上とグローバル生産構造の進化による固定費圧縮に取り組むことで収益性を改善する。長谷川聰社長は同日の会見で「組み立て産業は人に依存しているところがあるので、オートバイ、船は賃金の安いところにシフトしていかなければいけない状況であるのは間違いない」との考えを示した。一方、新興国ではレジャー用に特化したプレミアムブランドの確立、生産能力増強を重点項目とした。長谷川社長は「ラインアップの拡充、低コスト戦略モデルの開発をしていく」と述べた。川崎重工の汎用エンジンなどを含む二輪車事業の2012年度の売上高は2518億円、営業利益は23億円だった。13年度はそれぞれ2900億円、100億円を見込み、中計最終年度の15年度は3000億円、150億円に引き上げるとしている。
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