【ボルボ V40 T5 R-DESIGN 発売】腕時計のデザインをヒントに

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ボルボ V40 T5 R-DESIGN
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ボルボ・カーズ・ジャパンは、『V40』シリーズの中で最もスポーティな『V40 T5 R-DESIGN』の発売した。

エクステリアは、他のR-DESIGNモデルと同様、フロント周りが専用デザインとなり、またリアにはディフューザーが追加されるなど、スポーティな印象を強調している。

インテリアも同様で、シート表皮が本革と穴の開いたパーフォレーテッドレザーのコンビネーションとなる。なお、ユーザーの好みによって、本革の部分がヌバックというバックスキンのような肌触りを模した人工の素材を選ぶことも可能だ。そして、シートバックのR-DESIGNのロゴが刺繍加工となる(S60/V60 R-DESIGNはエンボス加工)。

また、専用のスポーツステアリングを採用するほか、シートやステアリング、ハンドブレーキグリップなど各所にホワイトのステッチが配されている。同社マーケティング部プロダクトマーケティンググループの青山健氏は、「このステッチが非常に効果的なコントラストの演出をしています」と述べる。

V40の特徴のひとつであるフル液晶のメーターパネルも、背景がブルーのR-DESIGN専用となる。

青山氏によると、デザイナーがこだわった部位のひとつに、センタークラスターの黒のアルミパネルに、シルバーのパネルを配した個所だとする。そこには青いステッチが入っており、これはR-DESIGN専用だ。

「ブルーのストライプはレーシングストライプです。アメ車に代表されるようなフロントからリアに向かってストライプが入っているスポーティな印象をこのブルーのストライプで表現したのです」。また、よりラグジュアリーなイメージを表現するために、ジュネーブウエーブを採用したとする。これは、高級時計のムーブメントに採用されるもので、扇状の細かい線が入っており、高級時計業界ではジュネーブウエーブと呼ばれている。「このジュネーブウエーブと同じものを表現したかったのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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