富士重工業が発表した2013年3月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比11.1%増の7万2494台と、単月としては過去最高の数字で3か月連続のプラスとなった。
国内生産は、登録車が単月として過去最高の台数で18か月連続前年超えとなるなど好調で、同19.0%増の5万5800台と、3か月連続のプラスとなった。海外生産は、前年が在庫不足を充足するために極めて高い操業が続いていたことから、同8.2%減の1万6694台で、7か月連続で前年割れとなった。
国内販売は同19.4%減の2万4629台で、4か月連続のマイナス。登録車では『インプレッサ』、新型『フォレスター』が好調だったが、軽自動車の台数減が響いた。
輸出は同10.3%増の3万5093台。主要市場でインプレッサの販売が好調なことによる輸出増加と、北米向け新型フォレスターの輸出が本格化したことにより2か月連続で前年同期を上回った。