4月21日、MotoGP第2戦・アメリカGPがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催された。ホンダは、デビュー2戦目のマルク・マルケスが初優勝を飾った。
マルケスは、予選でフレディ・スペンサーが1982年に樹立した20歳154日の最高峰クラスPP獲得最年少記録を更新する、20歳62日で初PPを獲得。決勝レースでも、スペンサーの持つ20歳196日という最高峰クラス最年少優勝記録を更新し、20歳63日で優勝、PPと優勝記録を31年ぶりに塗り替える快挙達成となった。
初優勝を達成したマルケスは、3月に行われたサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の事前テストから好調な走りをみせていた。その勢いは本番になっても変わらず、終始、ライバルを圧倒。好スタートを切ったダニ・ペドロサ(ホンダ)をピタリとマークし、後半に逆転したマルケスは、「ラスト10周でスパートしようと思っていた」と、ほぼ予定通りにトップに浮上、追撃するペドロサを振りきり、デビュー2戦目にして初優勝を達成した。マルケスは開幕から2戦連続表彰台獲得、今大会3位のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)と同ポイントで総合首位に浮上した。
■MotoGP 第2戦(アメリカ)
1位:マイク・マルケス(ホンダ)
2位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
3位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
4位:カル・クラッチロー(ヤマハ)
5位:ステファン・ブラドル(ホンダ)
6位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
■ポイントスタンディング
1位:マイク・マルケス(ホンダ)41P
2位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)41P
3位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
4位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
5位:カル・クラッチロー(ヤマハ)
6位:アルバロ・バウティスタ(ホンダ)