ホンダがNew FUNdamental Conceptシリーズと名付けて4月23日から順次発売する新型400ccスポーツバイクの完成車開発担当を務める本田技術研究所の古川和朗氏は「今回目指したのは性能を使い切れる喜びを重視した楽しむためのスポーツ性能」と語る。古川氏は「チーム発足直後、チームで共有したのは、まずは5000回転以下でほぼ用が足りるトルクで走れる車、そこから上の回転域では脳からアドレナリンが出るようなエンジン回転上昇を楽しみとして味わえるようにしたいという2点」と明かす。「まずスロットルの開け口からタイムラグなしに即座に反応して力を感じられるようにし、そしてスロットルを開けた分だけリニアな特性で力を得られるようにする。そうすることでライダーの期待値通りの力がスロットルの少ない回転で得られる。扱いやすくすることができた」と説明。その上で「このことは安心感にも直結しており、ウェット路面でのワインディングでも不安に感じることなくスロットルを開けられる車に仕上がった」と強調した。
V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響 2025年9月18日 ヤマハ発動機は9月12日、イタリアのミサノ・ワールドサーキット…