ヤナセオートシステムズ、三郷事業所を開設…千葉・北関東エリアの鈑金塗装・部品販売拠点

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ヤナセオートシステムズ、千葉・北関東エリアの拠点「三郷事業所」を開設
  • ヤナセオートシステムズ、千葉・北関東エリアの拠点「三郷事業所」を開設
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  • ヤナセの井出健義代表取締役社長
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  • 来賓として挨拶したメルセデスベンツ日本の荒垣信賢代表取締役副社長
  • ヤナセオートシステムズの菊池正幸取締役社長
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ヤナセの完全子会社で部品販売や輸入自動車部品の販売や板金塗装/修理を手がけるヤナセオートシステムズは4月12日、埼玉県三郷市に「三郷事業所」を開設した。

これまでの「BPセンター戸田」と「北関東エリアセンター」、「千葉エリアセンター」の機能を三郷事業所に移転統合し、「BPセンター三郷」「首都圏第二エリアセンター」を新設した。

事業所は、首都高速「三郷IC東出口」からほど近くにあり、北関東・千葉両エリアへのアクセスに便利なことから、両エリアへのアフターマーケット向けパーツ販売事業とBP事業の中核拠点として営業を開始する。

「BPセンター三郷」は、メルセデスベンツ、アウディ、ボルボの各日本法人の認定を受けた、最新鋭の設備と34作業ベイを備える大型BP工場。また、水性塗料を用いた補修作業の技術向上に取り組む、パイロット拠点の役割を担う。

敷地面積は4470平方m、従業員数は44名。作業ベイ34基のうち、鈑金は18、塗装は16。他のブースとは隔離されたアルミボディ車専用の修理ブースをはじめとして、水性塗料対応ブースや作業で生じたホコリを吸引するサンディングブース、エアシャワーやアライメントテスターなど最新の機器を揃え、大きなダメージを受けた車両の鈑金修理や重整備に対応する。

ヤナセの代表取締役社長、井出健義氏は「近年、燃費の改善のためにクルマがどんどん軽くなり、高張力鋼板を採用した車両やアルミボディのモデルも登場しつつある。ボディの修理が難しくなっており、鈑金やアルミの接着など難度の高い技術が要求されている。ここ三郷事業所は、最新鋭の設備と経験ある優秀な技術者が揃っているので、難しい作業もしっかり対応し、お客様に満足していただけるものと信じている」と抱負を述べた。

三郷事業所は週明けの15日より本格的に稼働する。

《北島友和》

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