イタリアの高級車メーカー、マセラティは4月9日、中国で4月20日に開幕する上海モーターショー13でのワールドプレミアに先駆けて、新型『ギブリ』のオフィシャル画像を公開した。
マセラティは2012年9月、パリモーターショー12において、ギブリの復活をアナウンス。新生ギブリは、ハイエンドEセグメントに属する4ドアサルーンとして開発。『クアトロポルテ』の小型版として登場する。
現時点で公表された情報は、搭載エンジンのみ。エンジンは全3種類が用意される。ガソリンは、3.0リットルV型6気筒ターボで、2種類のチューニングが存在。トランスミッションは8速AT。駆動方式は、FRと「Q4」と呼ばれる新開発の4WDだ。
マセラティの量産車としては、初のディーゼルも設定。このディーゼルは、ガソリンと同じく、排気量が3.0リットルのV型6気筒ターボとなる。
マセラティが公開した新型ギブリの公式画像からは、新型クアトロポルテに似た外観と、スポーティかつエレガントなインテリアが見て取れる。
マセラティは、「年間5万台を販売する成長計画において、新型ギブリが重要な役割を果たすだろう」と説明している。